大腸がんの患者さんが、ご自身の状況に合わせて欲しい情報を知ることができるよう、テーマ別に、わかりやすく解説いただきました。
「大腸がんについてもっと知ってほしい」という願いの下、NPO法人キャンサーネットジャパンは、大腸がん啓発のブルーリボンをシンボルとして「ブルーリボンキャンペーン(BRC)」と称し、大腸がん専門医を中心に全国90名のBRCアンバサダーと共に大腸がん啓発活動を展開しています。
●ブルーリボンキャンペーンサイト
https://www.cancernet.jp/brc/
●ブルーリボンキャンペーンアンバサダーとは
https://www.cancernet.jp/brc/aboutamb
●全国のアンバサダーはこちら
https://www.cancernet.jp/brc/ambmember
●過去のブルーリボンキャンペーン動画はこちら(キャンサーチャンネル)
http://www.cancerchannel.jp/posts/category/video/video-series/brc
大腸がんは検診が有効です。便潜血検査は自覚症状がない早期のがんを見つけることができます。加えて内視鏡検査・治療も進歩しています。
[公開日]2022年1月25日
大腸がんは、「結腸がん」と「直腸がん」に分けられます。大腸がんの症状や治療法は、できる部位によって違ってきます。大変重要なポイントです。
[公開日]2022年1月25日
( いしぐろ めぐみ )
東京医科歯科大学
統合イノベーション推進機構 医療イノベーション推進センター 准教授
1998年 東京医科歯科大学医学部卒業。同・第二外科入局。2009年~ 大腸癌治療ガイドライン作成委員。大腸癌治療に関する多施設共同臨床試験のプロトコル作成・運営を多数手掛けるとともに、一般向けWebサイトの監修なども行う。2018年10月~2021年10月独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に出向し、抗がん剤の新薬審査に携わる。2021年11月~現職。著書に『大腸がんを生きるガイド』(日経BP社)など。
● 趣 味 ●
読書(ミステリ系が好きです。森博嗣先生だいすき)
音楽・ライブDVD鑑賞(邦楽ロック。バンドやってました)
● 患者さんへのメッセージ ●
皆様が安心して治療を受けていただけるよう、
わかりやすく情報を発信していけるよう努めます。
ステージⅠ・Ⅱの結腸がんの治療は、腹腔鏡手術を中心とした外科的治療(手術)が主となります。腹腔鏡手術がどのようなものかよくわかります。
[公開日]2022年1月25日
ステージⅠ・Ⅱの直腸がんの外科的治療(手術)では、腹腔鏡、ロボット支援手術などの進歩により永久ストーマの回避も可能になってきました。
[公開日]2022年1月25日
ステージⅢはリンパ節に転移がある状態です。転移の可能性があるリンパ節を切除するリンパ節郭清手術と腹腔鏡手術、術後補助化学療法を考えます。
[公開日]2022年1月25日
ステージⅢの直腸がんでは、直腸間膜切除手術などを行いますが、いろいろな治療法を組み合わせて根治性の向上と機能の温存を図ることができます。
[公開日]2022年1月25日
( いたばし みちお )
東京女子医科大学
外科学分野 炎症性腸疾患分野 教授・基幹分野長
福島県生まれ。趣味はジョッギングです。最近は、そば打ちにはまっています。 1984年北里大学医学部卒業後同年、東京女子医科大学外科入局いたしました。東京女子医科大学では、大腸癌と炎症性腸疾患の治療に永年携わってきました。私の目標は【永久ストーマになる患者さんを減らしてQOLを保つこと】であります。大腸肛門病学会では理事を、大腸癌治療ガイドラインでは評価委員会委員長を務めさせていただいています。
● 趣 味 ● ジョギング
● 好きな言葉 ● If you can dream it, you can do it.
● 座右の銘 ● 努力は必ず報われる
● 患者さんへのメッセージ ●
腹腔鏡を使って低侵襲に、患者さんに優しい質の高い医療を提供します。 患者さんの笑顔が私のエネルギーとなっています。
化学療法の目標には、再発予防し治癒を目指す術後補助化学療法と、進行を遅らせてQOLを維持しながらより長く状態を保つ、2つの目的があります。
[公開日]2022年1月25日
( さとう たろう )
大阪大学大学院 医学系研究科 先進癌薬物療法開発学寄附講座 寄附講座教授
平成5年3月 弘前大学医学部卒業、平成5年4月 弘前大学第一内科、平成10年12月 Case Western Reserve Univ. School of Medicine (USA) , Dept. of Medicine, Div. of Hematology & Oncology (Research Scholar) 、平成13年8月 Univ. of Colorado Health science Ctr. School of Medicine, Biochemistry and Mol. Genetics (Postdoctoral fellow) 、平成15年4月 近畿大学 腫瘍内科 助手、平成17年4月 近畿大学 腫瘍内科 講師、平成23年4月 大阪大学大学院 医学系研究科 消化器癌先進科学療法開発学 寄附講座准教授、平成26年4月 大阪大学大学院 医学系研究科 消化器癌先進科学療法開発学 寄附講座教授、平成28年4月 大阪大学大学院 医学系研究科 先進癌薬物療法開発学寄付講座 寄附講座教授、現在に至る
● 趣 味 ● ウォーキング
● 好きな言葉 ● 最悪に備え、最善に期待する
ステージⅣの治療の中心は全身的な薬物療法ですが、支持療法や緩和医療も重要です。自分の生活を大事に治療選択を担当医と確認しましょう。
[公開日]2022年1月25日
( むろ けい )
愛知県がんセンター
副院長 兼 薬物療法部部長 兼 外来化学療法センター長
日本臨床腫瘍学会:理事、日本胃癌学会:理事、ガイドライン作成委員会委員、東北大学医学部卒業、福島県いわき市立総合磐城共立病院、国立がん研究センター東病院、中央病院など歴任し、現在に至る。WJOG消化器委員会委員長
● 趣 味 ● 旅など(知らない街をぶらぶらすること)
● 座右の銘 ● 人生意気に感ず
遺伝子検査とゲノム検査についてよく耳にすることが多くなってきました。大腸がん治療についてどのような可能性があるのかお話いただきました。
[公開日]2022年1月25日
( しのざき えいじ )
がん研究会有明病院
消化器化学療法科 副部長
1996年筑波大学医学専門学群卒業。2003年よりがん研で消化器がんの化学療法に従事。現在は主に大腸がんを中心に、臨床・研究に携わっている。
● 患者さんへのメッセージ ●
遺伝子検査やゲノム検査は医療者でも理解が難しいものです。大腸がんの検査の理解の一助になればと思います。
アドバンス・ケア・プランニングをご存知ですか?ご自身や家族の想いを大切に考え、医療者と共有することはその人らしく過ごすことに繋がります。
[公開日]2022年1月25日
( しもやま さとふみ )
愛知県がんセンター
緩和ケア部 部長
1997年に名古屋大学医学部卒業、その後、国立名古屋病院にて研修医。1998年からは国立名古屋病院などにて消化器外科医・腫瘍外科医として勤務。初めから、外科診療と緩和ケアを融合した診療を信条としていた。2012年からは愛知県がんセンターにて緩和ケアチームの専従医として勤務し、現在に至る。子供のころからとにかく読書好きだった。暇を縫って映画を観に行ったり名所などを散策するのが趣味。
プロランニングコーチの金哲彦さんが、大腸がんの闘病中に感じたこと、そして走ることで希望を持ち心身共に乗り越えた体験をお話いただきました。
[公開日]2022年1月25日
( きん てつひこ )
プロランニングコーチ
大腸がん体験者
1964年福岡生まれ。早稲田大学時代箱根駅伝で活躍。リクルートに入社後、ランニングクラブを創設。マラソンで活躍した後クラブのコーチとなり有森裕子など、数々のオリンピック選手を指導した。2002年NPO法人ニッポンランナーズを創設。現在は、全国各地のマラソン大会にゲスト参加するなどランニングの普及活動を行なっている。『ランスマ倶楽部』(NHK-BS1)などのテレビ出演や駅伝・マラソン・オリンピックの解説者としても活動中。
● 患者さんへのメッセージ ●
大腸がんは早期発見早期治療が大切です。
医療制度や栄養のこと、心のケアや性のことについて、関連冊子など日々の生活について情報を掲載しています。こちらもご参照ください。
●ブルーリボンキャンペーン●
大腸がん のこと
[ 公開日 ]2022年01月25日
[最終更新日]2022年01月25日
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