NPO法人キャンサーネットジャパン > FAQs > 乳がん > Q53:ホルモン療法で重症化リスクは上昇しますか

Q53:ホルモン療法中に感染した場合、重症化しやすいですか。

A:
ホルモン療法で使用されるタモキシフェンは血栓症ができやすい傾向があります。COVID-19に感染すると血栓ができやすいといわれているため、タモキシフェン使用中の場合はこれがネガティブに働く可能性は否定できません。ただし日本人においてはタモキシフェンによる血栓症の報告は少ないため、過度に気にする必要はないと考えられます。

オンライン乳がん市民公開講座Q&Aより 
2020.10.3