NPO法人キャンサーネットジャパン > FAQs > 血液がん > Q3:家族がCOVID-19陽性疑いで自宅待機中、どのような注意が必要ですか
60代・多発性骨髄腫・愛知県

Q3:家族がCOVID-19の疑い(濃厚接触者)の時、あるいは陽性で自宅待機の際には、どのような対応をすればよいでしょうか。また、家族にがん患者がいることで、優先的に入院させてもらうことは可能でしょうか。
60代・多発性骨髄腫・愛知県

A:
ご家族がCOVID-19の疑いがある(濃厚接触者)の場合は、確定するまでの間、部屋を別にしてタオルや食器も別扱いする必要があります。家族が陽性の場合は、指定のホテルで滞在することになります。
一般的に骨髄腫の患者さんは、細菌感染やカリニ肺炎等は多いですが、インフルエンザ等の感染症に対する抵抗力は通常の方と大きな隔たりはありません。あまり心配しすぎないで、人込みを避けた時間帯での散歩や、テレビ体操、ぬるめのお湯でゆっくり入浴等をお勧めいたします。少量(日本酒で1合ぐらいまで)のアルコールもOKです。心配しすぎるとNK細胞が減少しますから。