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【オンライン】11/25(土)PiF in Zoom おしゃべり会「乳がんって言われちゃったけど」

【オンライン】11/25(土)PiF in Zoom おしゃべり会「乳がんって言われちゃったけど」

BEC9期 木全 裕子さんからのお知らせです。

乳がん体験者さまの為のおしゃべり会を開催いたします。
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PiF in Zoom おしゃべり会
「乳がんって言われちゃったけど」

■日時:2023年11月25日(土)19:00~20:30
■対象:女性乳がん経験者様
■定員:約8名様
■場所:オンラインZoom
■参加費:無料
■お申し込みは以下より
 ↓
 https://peatix.com/event/3754283

患者同士で情報共有などなんでもお話しをしましょう!

主催:乳がん体験者の会PiF(ぴふ)
連絡先: pif.on.east@gmail.com

【オンライン】11/30(木) 第156回 マンマチアー(Mamma Cheer)

BEC3期 増田美加さんよりお知らせです。

【第156回 マンマチアー(Mamma Cheer)】
■日時:2023年11月30日(木)18時半~20時
(ZOOMによるオンライン開催 参加費無料 お申込み先着200名様)

■テーマ:「卵巣がん 検診から最新治療まで 
~患者さんに寄り添った治療方針を提案する医師の視点からお伝えしたいこと」

■スピーカー:本橋卓 先生(東京女子医科大学産婦人科)

■内容:卵巣がんの罹患率は、女性特有のがんとしては、乳がん、子宮体がんに次いで3番目に多いがん。そして、5年生存率を比較するといちばん予後が悪く、かつ近年、増加傾向になっています。罹患のピークは、50~54歳の更年期世代で、仕事に家庭にと忙しい盛りの女性がかかりやすいがんです。

初期の卵巣がんは自覚症状がほとんどないため、診断されたときには進行していることが多いと言われています。
また、現在のところ、卵巣がんに対しての有効な検診があるという研究報告はなく、国が指針として定める検診もありません。卵巣がんは、検診で早期発見することが難しいがんと言えます。

女性特有のがんの中で、予後が悪いとされる卵巣がんに対して、私たちはどのように立ち向かえばよいでしょうか。卵巣がん検診の現在のエビデンス、HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん)とわかったとき、卵巣がん罹患時の対策や最新治療の内容について、それらの根拠となる臨床試験についてご説明しながら、お話いただきます。

本橋先生は、「患者さん一人ひとりの状態や状況に合わせた治療方針」を提案している医師。本橋先生が行う個別化医療とは? その考え方のもとになる医療の本質とは? についても伺います。こんな医師に治療してもらいたいと思える“本橋イズム”に触れて、秋の夜長、心温まる思いになるはずです。

●今月も卵巣がんについての事前質問を受け付けます。皆様のご参加をお待ちしております。

【本橋 卓 (もとはし たかし)先生ご略歴】
東京女子医科大学産婦人科
医学博士。平成12年 関西医科大学卒業。平成12年 京都大学婦人科学産科学教室入局。倉敷中央病院産婦人科医員、大和高田市立病院産婦人科副部長、京都医療センター医員、三重大学医学部付属病院産婦人科助教、市立四日市病院産婦人科副部長、桑名市総合医療センター産婦人科主任部長、平成31年4月より東京女子医大産婦人科教室入局准講師。産婦人科専門医、日本癌治療認定医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本産科婦人科指導医。

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■ZOOM参加お申し込み方法(先着200名様 参加費無料)

以下URLからお申込み下さい。開催前日までにZOOMのURLをお送りいたします。
<お申込みURL> https://mammacheer156.peatix.com/ 

【今後の開催予定】
2023年 
第157回 12月14日(木)18時半~20時
テーマ:「仮・緩和ケアとしての放射線治療の可能性」
講 師:髙橋健夫 先生(埼玉医科大学 医学部総合医療センター放射線科 画像診断・核医学科、放射線腫瘍科)
2024年
第158回 1月17日(水)18時半~20時
 テーマ:「仮・がん治療前、治療中、治療後の口腔ケア」
 講 師:百合草健圭志 先生(静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科)

【東京】12/2(土) 乳がん・乳房再建ゆるふわ相談会 

BEC18期 石塚 弥生さんよりお知らせです。

三井記念病院の公式乳がんピアサポートチーム「ゆるふわ」として、
12月乳がん・乳房再建の相談会を開催いたします。
堅苦しくない、ゆるくてふわーっとした
優しい会を作っていけたらと思っています。
乳がん・乳房再建でお悩みの方ぜひご参加くださいませ!(^^)!

∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴

♡◌୨୧乳がん・乳房再建ゆるふわ相談会୨୧◌♡

主催:三井記念病院
共催:ゆるふわ
場所:三井記念病院外来棟7階
日付:12月2日(土)
時間:13:30~17:00(17:30延長の可能性あり)
参加費:無料

プログラム
1、乳腺外科医の辻宗史先生による
乳がんに関するなんでも相談会

2、形成外科医の倉元有木子先生による
乳房再建の現状についての講演

3、形成外科医の棚倉健太先生と医師相談会
倉元有木子先生による
乳房再建に関するなんでも相談会
 ※インプラントとエキスパンダーも触れます♪

4、乳房再建体感会
乳房再建経験者による体感会は
 ・自家組織(腹部、広背筋、太もも)
 ・インプラント
  の胸を見ていただいたり触っていただくことも可能です。
  ※体感会のみ女性限定となります。

5、医師相談会
乳腺外科医と形成外科医に直接
ご相談いただけます
転院希望でセカンド・オピニオンまでは …とお悩みの方はぜひ
※乳がん治療、乳房切除前の方限定

お申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9SvUkJlyt4EGiyVpSWI6GFm6Po8arkCkR1Ko2PmT_7bVn5Q/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

※お申し込み時に医師への質問をご入力ください

詳細は三井記念病院のHPをご確認ください。
https://www.mitsuihosp.or.jp/news/20231202/

【オンライン】12/3(日) 第3回乳がん治療情報セミナー@ジャパン

BEC7期 大友明子さんよりお知らせです。

来たる12月3日(日)にBCネットワークとメンタル・スパとの共催で
『第3回乳がん治療情報セミナー@ジャパン』を開催します。
今回は、無料で全てオンラインでの参加となりますので、
日本中どこからでもご参加いただけます。
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講師:中村清吾教授(昭和大学臨床ゲノム研究所 所長、同ブレストセンター長)            
『がんゲノムと乳がん治療ー最新のゲノムを知りたい』

講師:大野真司院長(博愛会 鹿児島相良病院院長・乳腺外科医)
『Shared Decision Making: 医師と患者で治療方法を一緒に決めよう』

体験者:野北まどか氏(乳がん経験、遺伝子検査経験者、BEC乳がん体験者コーディネーター)
      『私の遺伝子経験談』

参加ご希望の方は BCネットワークのホームページ より事前登録をお願い致します。お申込みURLはhttps://bcnetwork.org/event/202312/index.html
ポスターのQRコードからもお申し込みいただけます。

【大阪】11/11(土)ちゃやまちキャンサーフォーラムにて患者会カフェ参加します

11/11(土)に大阪MBS本社1階 ちゃやまちプラザにて行われる「ちゃやまちキャンサーフォーラム」内、患者会カフェに乳がん体験者コーディネーター(BEC)養成講座が参加します。CNJスタッフに加え、BEC認定者も集まる場になる予定ですので、BECに興味があるけど実際どうなの?認定者に話を聞いてみたい!など思っていらっしゃる方、ぜひ遊びに来て下さい!

【ちゃやまちキャンサーフォーラム】
「乳がん」「緩和ケア」の2つのセミナーと患者会カフェ、レモネードスタンド、献血&ドナー登録など、盛り沢山です。
https://www.cancernet.jp/mbscnj/index.html
【参加申込み】※参加無料、事前申込が必要です
https://ws.formzu.net/fgen/S11415596/

【報告】第6回BEC/CIN/CCNアドバンス講習会を開催しました!

9/17(日)にBEC/CIN/CCNアドバンス講習会をハイブリットにて開催しました。アドバンス講習会とはキャンサーネットジャパンが認定するBEC/CIN/CCN認定者のみが参加できるフォローアップを目的とした講習会。午前10時半~午後4時半までと一日がかりにも関わらず多くの方に参加いただきました。乳がん最新情報から患者・家族がどのようにがん政策を動かしてきたか、また実際のがん教育の現場のことなどを学び、またもしバナゲームなど参加型セッションもあり、認定者同士の交流の場となりました。

現地参加の皆さんの集合写真

【オンライン】10月ピアサポートよこはまのZoomまたは電話による相談

BEC7期木下寛子さん よりお知らせです。

【ピアサポートよこはまの10月のお知らせ】
皆様、いかがお過ごしでしょうか?今年の中秋の名月、十五夜は9月29日ですが、太陰太陽暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。十三夜は、「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。今年の十三夜は、10月27日です。
10月は下記のとおりzoom相談または電話相談を開催します。★の日は、zoomまたは電話、お好きな方をお選び頂けます。
☆zoomまたは電話相談
 10/4(水) 10:00~11:00 11:30~12:30
 10/17(火) 13:30~14:30 15:00~16:00
★10/23(月) 13:30~14:30 15:00~16:00
★10/30(月) 13:30~14:30 15:00~16:00
1回に1名様です。ご希望の日時をお選びください。
がんになっても生活は続きます。ここでのお話はここでだけ。どうぞ、安心して思いのたけをお話しください。がん体験者2名がお話を伺い、一緒に考えます。短い時間ですが、話すことで気持ちを放し、辛さを離して頂けたら、との思いでお待ちしています。ご本人はもちろん、ご家族ご友人もぜひ。
参加費は無料です。通信費のみご負担ください。
申し込み方法など詳しいことは フェースブック、ブログをご覧ください。
https://www.facebook.com/peersupportYokohama
https://ameblo.jp/peer-yokohama/

【東京・他】10/15(日)Pink Ring Summit 2023~若年性乳がんとセクシャリティ~

BEC14期 菅原祐美さん よりお知らせです。

Pink Ring恒例のシンポジウム「Pink Ring Summit(ピンクリングサミット)」を3年半ぶりにリアル開催します!

11回目となる今回のテーマは「セクシュアリティ」。
今回は、がん経験者の性生活への影響やセクシュアリティについての支援や研究等も行っておられる渡邊知映先生を講師にお迎えして、がん治療によるセクシュアリティへの影響や、治療後の身体や性との向き合い方、パートナーへの想いの伝え方などをご講演いただきます。
また、最新の若年性乳がんに関する医療的なトピックスについても専門医がお伝えします。
病気を経た後の自身の身体を愛おしく感じられる時間になりますように。
皆様にリアルにお会いできることを、スタッフ一同楽しみにしております。

日時 2023年10月15日(日)13:30~15:30(開場13:10)
場所
・東京会場
聖路加国際病院 旧館5階 研修室A(東京都中央区明石町9-1)
……以下の会場では、東京会場の講演をWEB配信、その後ガールズ交流会を開催…………
・北海道会場
札幌市生涯学習総合センター ちえりあ 3階 研修室6 (北海道札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10)
・東北会場
東北大学百周年記念会館 川内萩ホール 会議室1.2(宮城県仙台市青葉区川内40))
・西日本会場
公益財団法人 福岡県中小企業振興センター 会議室501 (福岡県福岡市博多区吉塚本町9-15)
・東海会場
一宮西病院 B棟大会議室(愛知県一宮市開明平1番地)

参加費 1,000円
参加対象 若年性乳がん体験者、若年性乳がんに関心のある体験者、ご家族、医療者など
PROGRAM
【第1部】若年性乳がん最新トピックス&特別公演
13:30 開会
13:35 オープニングトーク「若年性乳がん最新トピックス」
北野 敦子先生(Pink Ringチーフメディカルアドバイザー、聖路加国際病院 腫瘍内科、がん薬物療法専門医・乳腺専門医)
13:50 特別講演「若年性乳がん体験者のセクシュアリティについて~治療後の身体と性との向き合い方」
渡邊 知映先生(昭和大学 保健医療学部 教授)
14:20 第一部閉会

【第2部 ガールズ交流会】
<東京会場>
14:35 Pink Ringフラチームによるフラステージ
14:50 おしゃべり会
15:30 閉会
<北海道・東北・西日本・東海会場>
14:35 おしゃべり会
15:30 閉会

※内容に変更の可能性もございます。
※今後、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大した場合には、会場変更やオンラインへの切り替え等の事態が生じる可能性があります。ご了承ください。

【申し込み】
以下より、お申込みください。(外部リンクに飛びます)
https://pinkringsummit.peatix.com

【主催】若年性乳がんサポートコミュニティPink Ring
pinkring.info@gmail.com
助成金/認定NPO法人 J.POSH

【オンライン】10/25(水)NPO法人女性医療ネットワーク マンマチアー委員会第155回のご案内

BEC3期 増田美加さんよりお知らせです。

10月はピンクリボン強化月間。毎年10月にご登壇いただいているマンマチアーのアドバイザーでもある乳腺外科医、片岡明美先生(がん研有明病院乳腺外科)にお話いただきます。

テーマは、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)~人生会議」。ACPは将来の変化に備えて医療及びケアについて、患者を主体にして、その家族や近しい人、医療・ケアチームが話し合いを行い、患者の意思決定を支援するプロセスのこと。ACPについてみんなで考えてみませんか? また例年通り、乳腺外科医へのなんでも質問タイムも設けます。

【第155回 マンマチアー】
■日時:2023年10月25日(水)18時半~20時
(ZOOMによるオンライン開催 参加費無料 お申込み先着200名様)
■テーマ:「みんなで話そう!ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
~患者、家族と医療者が話し合い、今後の治療やケアをどのように決定していけるのか」
■スピーカー:片岡明美先生(がん研有明病院乳腺外科)
■内容:アドバンス・ケア・プランニング(ACP)は、患者の人生観や価値観、希望に沿った今後の医療やケアを患者・家族・友人と医療従事者が話し合って具体化することを目標に行われます。患者の同意のもとで話し合いの結果が記述され、定期的に見直され、ケアにかかわる人々の間で共有されます。
ACPの話し合いは、患者が望めば「患者本人の気がかりや意思、患者の価値観や目標、病状や予後の理解、治療や療養に関する意思とその提供体制」などについても話し合いの中に含まれます。

このACPは、今、がんの専門病院ではどのように行われているのでしょうか? 患者と医療者が治療やケアに対する認識を共有する重要性についてお話いただきます。
ACPを実施することによって、医療者側には何が起こるのか? 患者側にはどんな変化やメリットがあるのか? 
患者さんとの話し合いを常に大切に、乳がん診療に従事してきた
片岡明美先生ならではのお話が聞けるはずです。

「もしものときの心構えや、いざというときの備え、早めの終活、死ぬ前にやっておきたいこと、元気なうちにチャレンジしておきたいこと、もし不治の病と告知されたら、もし再発がわかったら、もし意識が急になくなってしまったら、もし認知症になってしまったら…いろいろな、もしもがありますが、そのときあなたならどうしますか? どうしたいですか?」と片岡先生。

ぜひ、ACPについて、思うことをなんでも、皆様から事前のご意見やご質問をお寄せください。当日お答えいたします。

また、恒例になっている “乳腺外科医片岡先生への何でも質問タイム”も行います。乳腺外科医に聞きたいことを何でもお寄せください! 時間の許す限りたくさんの質問にお答えいただきます。(時間の関係ですべてにお答えできないこともありますのでご容赦ください。)
今月も皆様のご参加をお待ちしております。一緒に考えてみたいと思います。

【片岡明美(かたおかあけみ)先生ご略歴】
がん研有明病院乳腺外科医長。詳しいご略歴はPeatixでご確認ください。

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■ZOOM参加お申し込み方法(参加費無料)

以下URLからお申込み下さい。開催前日までにZOOMのURLをお送りいたします。
<お申込みURL> https://mammacheer155.peatix.com/

【今後の開催予定】2023年 
第156回 11月30日(木)18時半~20時
テーマ:「仮・卵巣がん ~患者さんファーストの治療方針とは?」
講 師:本橋 卓先生(東京女子医科大学産婦人科)

【東京】10/29(日)今できる乳房再建のすべて~インプラント・自家組織・脂肪注入~

BEC8期 真水美佳さんからのお知らせです。

BC Venus Forum Vol.1 in 東京・銀座
今できる乳房再建のすべて ~インプラント ・ 自家組織 ・ 脂肪注入~
専門医と再建経験者に聞く乳房再建のリアル

自分らしく納得できる『乳房再建』についてあなたが知りたい「すべて」に出会える一日。
専門医による最新の術式解説、人工乳房や人工ニップルの試着体験や3D画像撮影解析装置「ベクトラハンディタイプH2」によるインプラント挿入シミュレーション体験、再建経験者による体感会など、見て・触って・学べるE-BeCならではのイベントです。

日 時:2023年10月29日(日)12:30~17:00(開場12:00)
場 所:時事通信ホール
〒104-8178 東京都中央区銀座5-15-8
対 象:乳がん患者さんとそのご家族、医療従事者をはじめどなたでもご参加いただけます
会 費:2,000円
定 員:150名(先着順)
小さなお子さま同伴の方も歓迎(保育士がおります。体感会等でのお子さまの一時的なお預かりが可能です。)
お申込:https://ebecseminar1029.peatix.com/view

《お願い》
お申し込みが定員に達した時点で締め切らせていただきます。
お問い合わせはPeatixのメールフォームからお願いします。

《プログラム》
第1部
講演① 「人工物再建の今」
医療法人社団ブレストサージャリークリニック 院長
岩平 佳子 先生
講演② 「自家組織による乳房再建は進化している! 自分に合った再建のタイミングと方法」
がん・感染症センター都立駒込病院 形成再建外科 部長
寺尾 保信 先生
講演③ 「体外式乳房拡張器を併用した脂肪注入による乳房再建」
富山大学 形成再建外科・美容外科 教授
佐武 利彦 先生

第2部
〇体感会
乳房再建手術経験者のお話を聞き、再建した胸を見て触れることのできる機会です
〇体験会
◆インテグラル ベクトラ体験会
インプラント挿入後の胸の形を立体画像で見るハンディタイプH2の3Dシミュレーション体験
◆マエダモールド 人工乳房体験会
人工乳房、人工ニップルの装着体験
※「体感会」、「3Dシミュレーション体験」、「人工乳房体験」は女性参加者が対象です
〇BC Venus Marche
◆アボワールインターナショナル(乳がん・乳房再建後下着の展示・販売、割引クーポン配布)
◆ザイコア・インターナショナル(傷ケア商品・口腔ケア商品の展示・販売)
◆ティーペック(サービスの紹介パネル・プレゼント配布)
◆ニチバン(傷跡ケアテープ「アトファイン」および 関連アイテム展示・サンプル配布)
◆ベア―メディック(脂肪注入再建用体外式吸引カップ展示)
◆CJKメディカルラボ(保湿シートマスクのサンプル配布・販売)
◆SouGo カミツレ研究所(華密恋ボディーケア商品のサンプル配布・販売)
◆現在保険適用となっているインプラント展示

第3部
Q&A:講師の先生方による質疑応答(事前質問)

《司 会》 NPO法人E-BeC理事長  真水 美佳
主 催: NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー/E-BeC
■E-BeCについて
NPO法人E-BeCは、乳がんを宣告され混乱のまっただなかにいる人や、乳房をなくした喪失感にとらわれている人に「乳房再建⼿術」について正しく知ってもらい、希望と⾃信を持って生きていくきっかけを提供することをめざして活動しています。
https://www.e-bec.com/

Q105:海外では移植半年からコロナワクチン接種を推奨していると聞いたこともありますが、日本ではどうなのでしょうか。
40代・成人T細胞白血病・福岡県

Q.105

Q.104で質問をした者です。 かかりつけ医にワクチン接種を相談したところ会議にかけて頂き、総意として慢性GVHDの悪化の可能性があるとして接種延期を勧められました。 アメリカなどでは移植半年からコロナワクチン接種を推奨していると聞いたこともありますが、日本では慎重論の方が多いのでしょうか? 各県や、公立病院と民間病院との実績データのようなものがあればご教授いただきたく存じます。

(患者・40代・成人T細胞白血病・福岡県)

A.

COVID-19ワクチンの接種自体が「人類初」の試みで、まして造血幹細胞 移植患者への接種となると、確立された方針はまだありません。

地域性や病院間の違いというのは特になく、各施設とも患者さん毎に リスクとベネフィットをよく考えた上で、最後は本人に決めていただいていると思います。あくまで一般的にはワクチン接種を勧めるケースが多いと思われますが、 今回はちょっと注意すべき点があり、以下長くなりますが説明します。

ワクチン接種のベネフィットは、先日回答した通りです。 COVID-19への中和抗体ができて感染や重症化を抑制できる可能性があることですが、100%抑制できるとは限らず、一般の方に比べるとやや低い確率になります。

一方リスクについてです。 造血幹細胞移植患者さんでは、熱発や倦怠感といった一般的な副反応とは 別に考慮されることがあります。 ワクチンは一般に免疫システムに作用するので、造血幹細胞移植患者の状態に影響する可能性がありますが、よい方向に作用するのか悪い方向に作用するか、まだ分かりません。 これは母数が少ないことと各患者さんの状態が違うことに基づくもので、 まとまったデータは今後すぐには出てこないと見込まれます。

造血幹細胞移植後患者に対するCOVID-19ワクチン接種後にGVHDが発症ないし増悪した例があるという報告が、少数ですがあります。 海外からの報告になりますが、GVHDのない患者さんでは10%未満、 もともとGVHDがあった患者さんでは約4分の1でワクチン接種後にGVHDが 増悪したと報告されています。 これらの確率をどう受け取るかは難しいところですが、活動性のGVHDを 有する患者さんではGVHDが増悪する危険性があることになります。

これらを勘案してもやはり、ワクチンのベネフィットを優先してワクチン 接種を勧めるケースが一般的です。

ただ今回気になるのは、移植に至った原疾患がATLであることです。 ご承知の通りATLは厄介な病気で、GVHDとドナーさんの血球がATLを抑える力という「免疫」の働きが大切と思われています。 ワクチン接種でこのバランスが崩れる可能性があり、主治医の先生はそこを懸念されているのだと思います。 例えばGVHDが悪くなって、免疫抑制剤を増やすことになる可能性があります。 それですぐに治まればよいですが、その後にATLが再発する危険もあり得ます。

あくまで可能性の話になりますが、それぞれのリスクがどの程度あるかは、 移植前の状態や現在のGVHDを知らないと判断できません。 すなわちこの辺は、実際に診療にあたっている主治医の先生の判断がもっとも尊重されるべきです。

一方でCOVID-19に暴露・感染する危険性は、現在おられる環境や活動性によってずいぶん異なると思います。 すなわち感染する危険の高い環境にいるのならワクチンのベネフィットを 優先してワクチンを受ける、そうでもないのならGVHDが悪くなるリスクを優先して接種を延期する、という考え方もあります。

いずれにしても、ワクチンによって得られるベネフィットとリスクを秤にかけて、主治医の先生ともよく相談・納得した上で、最後はご自身で決めていただくのがよいと思われます。

2022.2.22

Q104:1年2ヶ月前に造血幹細胞移植受け、現在毎日免疫抑制剤(ネオーラル)50mg服用しています。1年経ちましたが、今から コロナワクチン接種をしても抗体はできないのでしょうか。
40代・成人T細胞白血病・福岡県

Q.104

1年2ヶ月前に造血幹細胞移植受け、現在毎日免疫抑制剤(ネオーラル)50mg服用しています。 1年経ち、同量のネオーラル服用時に主治医にコロナワクチン接種を打診して断られましたが、今回は不活性化ワクチン接種の許可が下りました。 ただ、接種したところで抗体が出来るのか分からないとも言われました。 オミクロンが身近に迫っているので1回でも接種し、重症化を防ぎたいと思ってますが、打っても抗体もできず意味ないものでしょうか?。最新の免疫抑制剤下でのワクチン接種のデータを教えていただきたいです。

(患者・40代・成人T細胞白血病・福岡県)

A.

造血幹細胞移植後患者へのCOVID-19ワクチンの有効性については、海外から複数の報告が出ています。

どちらかというと免疫抑制剤を内服していない方を中心とした報告ですが、概ね70-80%の方で抗体が陽性化し、感染抑制および重症化抑制の効果があると考えられています。 一方肝臓移植や腎臓移植など、臓器移植後患者での検討では、免疫抑制剤を内服している方が対象となります。

セルセプトなどの代謝拮抗薬を併用している方では抗体陽性化率は低い(40%弱)ものの、カルシニューリン阻害剤の(ネオーラル、プログラフ)のみ内服している方では約60%の方が抗体陽性となっています。 これらはいずれも一般の方での抗体陽性化率(80-90%)と比べると低いですが、決して無効ではないと考えられます。

ここから先のデータはありませんが、さらに3回目のブースト接種まで受けることができれば、抗体陽性化率はさらに上昇すると見込まれます。 ただ一口に抗体陽性化といっても、それがどこまで感染や重症化を抑制するかは個々人で異なり、よく分かっていません。 また造血幹細胞移植の場合、移植片対宿主病(GVHD)を併発していれば免疫の不安定さゆえワクチンの有効性も低下すると見込まれます。 すなわち陽性化率を個々人で正確に予測することは困難です。 COVID-19の現在の流行状況に鑑み、ワクチン接種の副反応というリスクとCOVID-19感染予防というベネフィットを天秤にかけたとき、総合的には接種されることが推奨されます。

2022.2.4

Q103:造血幹細胞移植後10ヶ月経過し、先週まで免疫抑制剤シクロスポリンカプセル1日1錠服用、今週から免疫抑制剤中止になりました。コロナワクチン接種を考えていますが、移植後1年経過すれば免疫抑制剤中止後、間もなくても問題ありませんか。
30代・急性骨髄性白血病・佐賀県

Q.103

造血幹細胞移植後10ヶ月経過し、先週まで免疫抑制剤シクロスポリンカプセル1日1錠服用、今週から免疫抑制剤中止になりました。自宅療養中です。
コロナワクチン接種を考えていますが、移植後1年経過すれば免疫抑制剤中止後、間もなくても問題ありませんか。12月頃仕事(医療従事者です)復帰予定です。
インフルエンザ、肺炎球菌ワクチンは
期間をあけずに打っていって問題ないでしょうか。

(患者・30代・急性骨髄性白血病・佐賀県)

A.

ご質問いただきありがとうございます。
同種造血幹細胞移植後の新型コロナワクチンの接種については、
一般的に不活化ワクチンと同様の接種基準が推奨されています。
つまり、「移植後6~12か月を経過して慢性GVHDの増悪がないこと」となります。
ご質問者さんの場合は医療従事者であるため、 (業務内容次第ですが)
可能なら「復職時点で新型コロナワクチンの2回接種後2週間が経過していること」が望ましいと考えられます。

インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンはいずれも不活化ワクチンですので、こちらも同様の基準で接種が可能です。
不活化ワクチン同士は一般に1週間程度間を開けて打つのがよいとされています。

新型コロナワクチンと不活化ワクチンの接種間隔については明確な答えが得られていませんが、
現時点では不活化ワクチン同士の場合と同様に1週間程度開けて打つのをおすすめしています。
いずれにせよ復職に向けて、主治医の先生とよくご相談いただき、綿密な接種スケジュールを組んでいただければと思います。

2021.9.27

Q102:今回のコロナワクチン接種では血栓絡みの副反応で亡くなった方がいると聞いています。接種して大丈夫でしょうか。

Q.102

乳がん治療中。アロマターゼ阻害薬を飲み始めて8年目です。副作用で血栓症などがあると知りました。今回のコロナワクチン接種では血栓絡みの副反応で亡くなった方がいると聞いています。接種して大丈夫でしょうか。(がん患者)

A.

がんに罹っていることで、罹っていない人よりも血栓になるリスクが高くなることは知られていますし、乳がんのホルモン療法でもリスクが高くなるというのは、ご理解いただいている通りです。コロナワクチンを接種して血栓を発症し、亡くなっている方もいることから、不安になるかもしれませんが、その確率は極めて低いものです。ベネフィットを考えるとあまり血栓のことを気にしすぎなくてもよいのではないかと思います。

オンライン市民公開講座「コロナ禍における上手な医療のかかり方」Q&Aより
2021.7.18

Q101:コロナワクチンの副反応でリンパ節が腫れる場合、がんの再発につながったりしませんか。

Q.101

12年前に治療を終了して一年に一度定期検診をしています。腋窩リンパ節郭清をしています。コロナワクチンの副反応でリンパ節が腫れる場合、がんの再発につながったりしませんか。(がん患者)

A.

何も病気を持っていない人でも、コロナワクチン接種後に、腋窩リンパ節が腫れることがわかっています。これはあくまでもコロナワクチンの反応によるものであって、再発ではありません。腫れた後、だんだんおさまってくれば、それはコロナワクチンの副反応だったということです。数か月くらい続くこともあるので、紛らわしいとかもしれませんが、どうしても不安であれば、担当医とご相談ください。

オンライン市民公開講座「コロナ禍における上手な医療のかかり方」Q&Aより
2021.7.18

Q100:浮腫のある左大腿部から漏れ出たリンパ液が炎症を起こし赤く腫れています。抗生剤と漢方薬を服用していますが、コロナワクチンの接種は可能ですか。

Q.100

子宮体がん手術直後からリンパ浮腫を発症し9年経ちます。浮腫のある左大腿部から漏れ出たリンパ液が炎症を起こし赤く腫れています。抗生剤と漢方薬を服用していますが、コロナワクチンの接種は可能ですか。炎症を起こしているため、通常より体温は高めです。(がん患者)

A.

今必要な治療をしている患者さんにもコロナワクチンは打てます。使っている薬によってコロナワクチンが打てないということはあまりないと考えてよいと思います。

オンライン市民公開講座「コロナ禍における上手な医療のかかり方」Q&Aより
2021.7.18

Q99:子宮体がんで全摘、リンパ節摘出。下肢リンパ浮腫の症状があります。コロナワクチン接種は可能ですか。

Q.99

子宮体がんで全摘、リンパ節摘出。下肢リンパ浮腫の症状があります。コロナワクチン接種は可能ですか。(がん患者)

A.

足のリンパ浮腫については腕に接種することで問題はないと思います。

オンライン市民公開講座「コロナ禍における上手な医療のかかり方」Q&Aより
2021.7.18

Q98:両側乳がんの手術しており、コロナワクチンは足に打つよう主治医に確認を取っていますが、一般の接種会場でそのような対応をしてもらえるか不安です。

Q.98

両側乳がんの手術しており、コロナワクチンは足に打つよう主治医に確認を取っています。しかし、一般の接種会場でそのような対応をしてもらえるか不安です。もし経験の少ない医療者に対応されるともっと不安です。かかりつけ医で対応していただけるようにはならないのでしょうか。(患者)

A.

太ももの筋肉に接種する方法もあるのですが、一般の接種会場では対応できないと言われる可能性が高いと思います。絶対に腕に接種してはいけないということではないので、腕に打つのであれば、どちら側がベターなのか、担当医と相談しておくのも大切かと思います。かかりつけ医で接種するというのは、多くの場合、難しいように思います。

オンライン市民公開講座「コロナ禍における上手な医療のかかり方」Q&Aより
2021.7.18

Q97:抗がん剤治療中のコロナワクチン接種で気を付けることを教えてもらいたいです。

Q.97

主治医とも相談をして、抗がん剤を始めた1クール目と2クール目の間にコロナワクチンを受ける予定です。抗がん剤治療中のコロナワクチン接種で気を付けることを教えてもらいたいです。(がん患者)

A.

抗がん剤治療中は、ワクチンの効果が減弱する可能性があります。抗がん剤投与後数日間は避けるのが無難です。白血球が最も下がる時期も避けるのがベターです。分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬、内服抗がん剤、ホルモン療法ではタイミングはあまり気にしなくてよいと思います。ワクチンの副反応でがん治療に影響が及ぶ可能性もありますので受診予定日前の数日間は避けた方がよいでしょう。担当医とよく相談して早めの接種をお勧めします。

オンライン市民公開講座「コロナ禍における上手な医療のかかり方」Q&Aより
2021.7.18