背中を押してもらいたいとき

背中を押してもらいたいとき~エピソード

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ショウ・マスト・ゴー・オン(The Show Must Go On)

この世はショウだ!自分の人生を演じるんだ。最期の最後まで最高の人生を。思い残す事ない生き方を。ただひたすら子供達を慈しむ。子供の未来を信じひたすら応援しよう。
この子達が大人に成る時は手伝え無いかも知れない。だから今出来る事を全力でやろう。決心した曲です。
死期迫るフレディの熱唱。私も彼の様に生き切りたい。何時までも自分を貫きたいと思いました。
この世は美しい。美し過ぎる。別れは辛い。少しでも長く美しい世界に居たいと願うのです。
私のショウ。ステージが家族の為に成ります様に。
(50代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 ショウ・マスト・ゴー・オン(The Show Must Go On)
作曲者 Queen
歌手 Queen
ジャンル ロック

あなたがどこかで

薬、病院に縁が無かった私ですが、72歳の一年は入退院の繰り返し、手術前後の不安や痛みを
この歌が支えてくれました。
(70代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 あなたがどこかで
作曲者 玉置浩二
歌手 安全地帯
ジャンル J-Pop

みんなのうた

急性骨髄性白血病になり臍帯血移植をし苦しい時期にこの曲を聴いていたら、看護師さんもこの曲良いですよねと話しかけてくれて、話しをする様になり元気をもらうきっかけを作ってくれた曲です。
(60代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 みんなのうた
作曲者 桑田佳祐
歌手 サザンオールスターズ
ジャンル J-Pop

SUN

冒頭の歌詞が、まだがんとは分からない頃、どんなに医師に不安な症状を訴えてもきちんと向き合ってもらえず、泣きながら病室で夜を過ごした翌朝の自分の状態にあまりに重なりすぎて、「同じ景色を知っている人がいる」と心強くなります。
あの日、夜通しドロドロした気持ちに侵されていたのが、朝日を浴びた時に浄化されたような感覚を思い出して、生きている今を実感し、そして踊りたくなる曲です。
(40代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 SUN
作曲者 星野源
歌手 星野源
ジャンル J-Pop

初めて聴いた時に瞬きすることさえ出来ずに聴き入ったことを今でも覚えています。2023年3月の小雨が降る日に、初めて「きらきら」の演奏を聴きました。子育てやがん治療、コロナで音楽からすっかり縁遠くなっていた私でしたが、一瞬で心奪われた瞬間でした。こんなに美しい歌を歌っている人がいるんだ…。彼の名は「きらきら」。小田和正さんが好きな30歳(当時は29歳)の若者はまっすぐな思いを歌っていました。がん治療で心身とも傷付き、転落人生から抜け出せずにいた私にその歌声は一筋の光となり、悲しんでいても笑っていても時間は同じように過ぎていくことを思い出させてくれました。「ずっと悲しんだままで良いんですか?」、優しく問うて一歩前に進むチカラをくれた、背中を押してくれた楽曲です。
(50代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名
作曲者 きらきら(佐久間 丈幸)
歌手 きらきら(佐久間 丈幸)
ジャンル J-Pop

君さえいれば

私は2016年夏、44歳の誕生日を迎えてすぐに乳がんの告知を受けました。頭が真っ白になって医者の言葉が全く入ってこなかった事を鮮明に覚えています。抗がん剤の辛さや心身のバランスを崩して退職したこと、分子標的薬の副作用で急性心不全になったこと、サバイバー仲間の死などの喪失体験ばかりが今でも思い出されます。
治療の途中でコロナ禍になり、世の中は緊張した雰囲気になっていきました。
治療中に心の安定を保つ為、音楽鑑賞や観劇に行っていたのですが、コロナ禍では叶わなくなりました。それでもご縁で繋がった1人のアーティスト(きらきら)のライブを観た時、心にスッと入ってくる歌を聴き入りました。「あー、何て幸せ 君がいれば」から始まる歌に「幸せ」と思える心を忘れ去り時間を止めていた自分にハッと気付きました。歌を聴いて涙が出たのは何年ぶりでしょうか。無くしたなら取り戻せば良いんじゃない?と背中を押してくれた音楽です。
(50代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 君さえいれば
作曲者 きらきら(佐久間丈幸)
歌手 きらきら(佐久間丈幸)
ジャンル J-Pop

いのちの歌

全身骨折が続き、多発性骨髄腫と分かって入院した時は寝返りもできない寝たきり状態でした。
何でも自分ですることが当たり前だった私が、何もできずただ天井を眺めているだけの毎日に絶望していた時、「いのちの歌」が医療従事者だけでなく、家族や友人たちにどれだけ助けられていたか気づかせてくれて、出会った人みんなや生きていることに感謝の気持ちを持つことができました。
そして、「まだ生きたい。この歌を歌いたい」と言う想いが強くなり辛い抗がん剤治療にも耐え頑張ることができました。
(60代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 いのちの歌
歌手 竹内まりや
ジャンル J-Pop

You Raise Me Up

昨年、乳がんの放射線治療で連日病院へ通うときに聴いていました。
放射線治療を受ける部屋は病院の深い地下にあり、そこには患者さんが少なく、薄暗い廊下を歩いていかなければなりません。
入口には分厚いドアがあり、そこに毎日足を踏み入れるとき、何とも言えない気持ちになりました。嫌だったのです。その時の私を支えてくれた曲です。


気持ちが沈んで、心も疲れたとき
困難に見舞われ、心に重荷を背負ったとき

私は静かに静寂の中で待つ
貴方が隣に来て座ってくれるまで

貴方が私を高めてくれる
だから高い山にも立てる
貴方が私を高めてくれる
だから嵐の海も歩ける

私は強くなれる
貴方の肩に身を預け
貴方が私を高めてくれる
今以上の自分になれる

支える立場だった私が、支えてもらうことを実感した曲です。
私が私であり続けるために、いや、今以上の私になれることを信じて何度も何度も繰り返し、毎日聴いた思い出の曲です。
(60代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 You Raise Me Up
作曲者 ロルフ・ラヴランド(Rolf Løvland)
歌手 ケルティック・ウーマン
ジャンル その他

花筏

「花筏」は、花の散る情景に始まり、それが清流に乗って弧を描き、流れるさまを表現した箏の曲です。私にとっては、お箏を習い始めてから初めて人前で、外国人の方々に向けてお師匠さんと演奏した思い出深い曲です。それは、ちょうど乳がんの診断を受けた後、手術を受ける前の不安でいっぱいの時でした。その不安を忘れようとするように練習に励んだことが思い出されます。演奏後のあたたかい拍手を受け、「自分はがんであっても大丈夫、がんが私のすべてではない」と思うことができました。
(60代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 花筏
作曲者 沢井忠夫
ジャンル その他

今はまだ人生を語らず

骨髄移植前、短期集中で全身に放射線を浴びる治療が3日間続きました。この、「放射線を浴びている間、好きな曲を流してもいいですよ、ただしCDしか対応できないですが(=アプリはNG)」と言われ、何枚かCDを持参したうちの一つが吉田拓郎のものでした。『超えて行けそこを、超えて行けそれを、今はまだ人生を、人生を語らず』というサビの歌詞が、自分にはとても響いたことを記憶しています。
(50代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 今はまだ人生を語らず
作曲者 吉田拓郎
歌手 吉田拓郎
ジャンル その他

365日の紙飛行機

小林麻央さんのブログをみていた時、この曲が朝心の中に流れてきたと書かれていました。
麻央さんのファンで毎日ブログを拝見していました。
それをきっかけにこの曲を初めて知り、聴いていたのですが一年後ぐらいに自分も乳がんが分かり毎日のように聴いて励まされました。
思い通りにいかなければ明日頑張ればいい
紙飛行機のようにゆっくりとべばいい
風の中を気のむくまま流れて、長く生きるよりもどこを通ったのか自分らしく生きる事の大切さを感じました。
(40代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 365日の紙飛行機
作曲者 角野 寿和、青葉 紘季
歌手 AKB48
ジャンル J-Pop

ありがとう

手術、化学療法中と不安な時に、誰かが近くにいてくれる(家族や友人、職場の同僚など)と思えることができた。また、治療後は同時期に一緒に治療をしていた同病の全国の友人達ともつながっているんだと思える曲でした。今でもときどき、ふと聞きたくなります
(50代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 ありがとう
歌手 いきものがかり
ジャンル J-Pop

Story

 1歳5ヶ月で息子が白血病と診断された時、突然24時間の付き添い入院が始まりました。まだ頭の中が混乱していて、涙が止まらないのにカーテンの向こうには別の患者さんがいて、私の腕の中にはぐったりつらそうな息子。。
私にできることといえば、息子を笑顔にすること。
11ヶ月のながい闘いでしたが、この曲が私を強くしてくれました。
おかげで乗り越えて今は通院治療をしています。

みんな1人じゃないから、孤独を感じることが多いけど、必ずあきらめないで。
(30代 がん患者の家族)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 Story
歌手 AI
ジャンル J-Pop

私は最強

昨年8月に、肺がんのステージ4に罹患した。それでも治療はとても順調で、体調も良くなってきていた。しかし、周りは良かれと思って言ってくれているのだが、「まだ無理はするな」「とにかく休め」などと言われ、やりたい仕事・活動をやれず非常にモヤモヤしていた。正直精神衛生的には、症状が辛かった時と同じくらい沈んでいた。そんな時、この曲の「無理はちょっとしてでも 花に水はあげたいわ。そうやっぱしたいことしなきゃ、腐るでしょう?期待には応えるの」という歌詞を聞いて、やっぱり仕事はやるべき、期待には応えたい、という気持ちが強く出た。今は周りのことは気にせず、やりたい仕事をしている。ずっと調子は良い。実際に腫瘍マーカー、画像所見も良くなっている。この曲を聞いて、やりたいことをやって、心豊かに暮らしているからなのだと信じている。自分は医療従事者でもあるので、同じがん患者には「やれるなら、やりたいことをして下さい」と伝えるようにしている。
(30代 医療従事者・がん患者)

 

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 私は最強
作曲者 大森元貴
歌手 Ado
ジャンル J-Pop

大丈夫

母が多発性骨髄腫と診断され8か月の入院になり、自分自身は転職したばかりで慣れない仕事と家事との両立でゆっくりテレビも見る暇もありませんでした。周りに同じ癌仲間は居らず、心に余裕やゆとりがないので励ましや労いの言葉を掛けられても、素直に受け止める事が出来ませんでした。そんなある日、たまたま付けていたテレビで有名人が心に残った名曲で大丈夫が流れ、今までの蓄積された辛さや疲れ、疲弊しきっていた心がサビの大丈夫。ってその一言に心打たれ涙がこぼれ落ちました。今は何事も前向きに考える事が出来、何かあるとこの曲に励まされています。
(30代 がん患者の家族)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 大丈夫
歌手 Hilcrhyme
ジャンル J-Pop

聖母たちのララバイ

TV火曜サスペンスで番組の終わりにこの歌がストーリーに浸透し心を奪われてました。病室で眠る時も若い頃を思い出し番組の主人公になったような当時を思い出してました。
(60代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 聖母たちのララバイ
歌手 岩崎宏美
ジャンル テレビ・映画

Story

27歳でステージⅣの希少癌と宣告を受けた時、周りに同じ境遇の方がいなくて孤独な気持ちになりました。そんな時にAIのStoryを聴いて歌詞の通り、限られた時の中でどれだけのコトが出来るのだろう…と深く考えるようになりました。
そして、サビの『一人じゃないから』に深く共感し、涙を流したことを8年前の今でも鮮明に覚えています。
この曲との出会いは高校生の頃でしたが、高校生の時に初めて聴いて思った事と、癌に罹患した時に初めて聴いて思った事は違いますが、自分だけのStoryを作りながら、ずっと諦めずに生きていきます。
(30代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 Story
作曲者・歌手 AI
ジャンル J-Pop

Dear Hearts and Gentle People

昔のスウィングジャズはどれも底抜けに陽気な曲調で、その中でもお気に入りの一曲です。暗い気分になりそうな時、耳からこの手の音楽を入れて一時的にでも脳を騙すようにしています。
(40代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 Dear Hearts and Gentle People
作曲者 Sammy Fain
演奏者・歌手 Bob Crosby & The Bob Cats
ジャンル ジャズ

アヴェ・マリア

私が一回目の抗がん剤治療を受けた数日後に、なぜか急にピアノで弾きたくなった曲でした。
そのときはまだ副作用もあまり感じることがなく、でも気持ちは不安だったと思います。そのあとすぐ副作用で爪が割れ、ピアノを弾けなくなりました。
そして4年の月日が流れた今、もう一度この曲を弾いてみたいと思い練習を始めています。当たり前だと思っていたことができなくなる経験をしましたが、今再び『大丈夫』という気持ちを取り戻しています。病気にはなりましたが、前とは違う自分の表現を見つけたいと思います。
(50代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 アヴェ・マリア
作曲者 カッチーニ
ジャンル クラシック

蒼氓

ステージ4の癌が見つかり、CVポートの埋設手術、抗がん剤化学療法が始まり、原発癌の手術を終えて、病室で回復期を過ごしている時、眠れない夜にはヘッドホンでYouTubeを観ていた。
昔から好きだった山下達郎さんの動画を観ていた時に、今まで何度となく聞いたことのある楽曲なのに、鳥肌が立ち涙が出てきた。
子として、夫として、親として、友達の前でも気丈に振る舞っていたんだと自覚した。
これまでの人生、これからの人生、何をしてきて、この先何ができて何が残せるのか。
何度もこの曲を聴き返しながら、初めて本当の自分と向き合えた気がした。
とても大切な思い入れのある曲です。
(50代 がん患者)

あなたにとってがんやがん治療にまつわる音楽の曲名
曲名 蒼氓
作曲者・歌手 山下達郎
ジャンル J-Pop