プロジェクト概要

休眠預金を活用した助成金事業です

がん患者の性生活(セクシュアリティ)~心と体に及ぼす性的側面のサポート~事業は、休眠預金を活用した助成金事業として2020年度より3年間の計画で開始いたしました。

正しい情報を提供します

近代医療の飛躍的な進歩により、がんを克服し再び社会で活躍できるようになってきました。それに伴い、働く世代のがん患者への就労支援を含めた社会的支援は重点的に取り組まれている一方、がん患者の治療に伴う変化が性(セクシュアリティ)へ及ぼす影響に関しては、情報・支援が圧倒的に少ない現状があります。
国内で情報が乏しい性(セクシュアリティ)の問題を、がん患者(小児がん・AYA世代を含む)やそのパートナーに向けて、WEB・冊子・動画を活用して専門家監修のもと広く情報発信することを目的としています。発信する情報は昭和大学保健医療学部教授の渡邊知映先生に総合監修を受けて掲載しています。また、センシティブな内容に対して、対面相談のハードルを下げ、専門家(婦人科医、泌尿器科医、看護師、セックスカウンセラー等)に相談できる仕組みを構築します。

情報発信

WEBサイトには改めて学びたい性教育の内容から、がん患者・パートナーが知りたい、知っておきたい情報をまとめています。インタビュー記事で自分と同じ立場の「声」を知ることで軽減する不安もあると思います。 海外の情報、翻訳付きインタビュー動画など、多彩なコンテンツをご活用下さい。

専門相談ツール

個別にチャット形式で相談ができるアプリケーションを開発しました。がんのセクシュアリティに関することで、面と向かっては聞きにくい内容、主治医にも相談できない内容、何でもかまいません。各種専門のスタッフによりナビゲートさせていただきます。 アプリケーションは、ご自身の体調管理にも活用できます。→アプリを登録する

講演会・セミナー

セクシュアリティに関する講演会やセミナーを開催する際には「イベント」にてご案内させていただきます。また、開催済みのイベントでアーカイブ配信しているものは、「インタビュー・体験談・講演」で公開しています。

LINEスタンプ

パートナーとの間でもなかなか言えないのがセクシュアリティに関すること。がん患者さんのコミュニケーションを支えるLINEスタンプを作りました。パートナーとしても使える内容を盛り込んでいます。24種類の動くスタンプで、動きや表情に温かみを持たせています。是非、お役立てください。→LINE STORE で見る

小冊子(準備中)

医療機関でも活用いただける、がんのセクシュアリティに関する小冊子を作成しています。 現在作成中。2021年6月頃完成予定。

日本対がん協会

本事業は日本対がん協会の協力による休眠預金活用事業です。

休眠預金活用事業