障害年金請求の診断書の書き方(医師の方へ)
障害年金請求の診断書
障害年金は、仕事ができなかったり、日常生活に支障があったりする患者さんにとって、大きな支えとなりうる制度です。ところが、障害年金のことを知らないがん患者さんは少なくありません。そのため、該当しそうな患者さんがいたら、主治医を始め身近な医療従事者から障害年金のことを伝えることも大きなサポートになります。
また、患者さんが障害年金を請求するために必要なのが、医師の診断書です。障害年金の診断書は、障害者手帳の診断書とは異なり、医師であればどなたでも書くことができます(精神の障害用診断書を除く)。しかしながら、医師にとって、複雑な障害年金請求の診断書を書くことは大変な作業です。そもそも診断書のフォーマットは、がん患者さん用には用意されていません。通常医師が書く診断書と異なり、障害年金の診断書には、診察室ではうかがい知ることのできない患者さんの日常生活のことを事細かく書かなくてはならないこともハードルを高くしています。
ですが、障害年金受給の鍵を握るのは、まさに医師の診断書です。
こちらのガイドブックでは、診断書作成にあたっての、大切なポイントを、具体例を示して、わかりやすく解説しています。
スムーズな診断書作成のお役に立てていただければ幸いです。
医師向け がん患者さんの障害年金請求の診断書作成ガイドブック
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医療従事者向け 障害年金セミナー(2024/6/18開催)
「オンラインセミナー【医療従事者向け】がん患者さんの障害年金について~医療現場におけるサポート」
アーカイブ動画(医療従事者向け)をこちらで公開しています。ぜひご視聴ください。
働くことや日常生活を送ることが難しいがん患者さんが障害年金を受給できれば、経済的な支えとなります。しかし、障害年金の制度は複雑で、診断書を作成するのもとても煩雑だと言われています。
このセミナーでは、医療従事者の方々を対象に、がん患者さんの障害年金請求について事例をあげてわかりやすく解説いただいています。
また、キャンサーネットジャパンが制作した医師向けのがん患者さんの障害年金診断書作成ガイドブックもご紹介しています。
「もっと知ってほしい がん患者さんの障害年金請求への支援のこと」
川崎 由華 氏(一般社団法人がんライフアドバイザー協会 代表理事)
「血液・AYA世代がん患者さんの障害年金受給のポイント」
多田 雄真 先生(大阪国際がんセンター 血液内科/AYA世代サポートチーム 診療主任)