乳がん治療における患者さんと医療従事者のコミュニケーションを考える
日本イーライリリー株式会社が乳がん患者さんを対象に行ったアンケート調査*1 によると、多くの患者さんが術後ホルモン療法の治療中、医療従事者とのコミュニケーションに十分満足していないことがわかりました。ホルモン受容体陽性乳がんでは術後5-10年のホルモン療法が推奨され*2 、主治医や医療スタッフとの関わりも長期間に及ぶことから、医療者とのコミュニケーションが良好であることは、適切に治療を継続するうえで欠かせない要素の一つと考えられています*3。乳がん手術後のホルモン療法中の乳がん患者さんが医療従事者とより円滑にコミュニケーションを取れるよう、本講座では、患者さんと医療従事者がそれぞれの立場で両者のコミュニケーション課題を挙げ、一緒に改善策を考えます。
坂東 裕子 先生
小川 朝生 先生
飯嶋 由香里 さん
中川 圭 さん
【プログラム】
司会 | 筑波大学医学医療系 乳腺・甲状腺・内分泌外科 准教授 坂東 裕子先生 |
13:00~13:35 | 講演「乳がん手術後のホルモン療法における患者と医療従事者のコミュニケーション」 筑波大学医学医療系 乳腺・甲状腺・内分泌外科 准教授 坂東 裕子先生 |
13:35~14:30 | パネルディスカッション パネリスト 国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科 小川 朝生 先生 足立乳腺クリニック 乳がん看護認定看護師 飯嶋 由香里 さん 乳がん患者友の会きらら 理事長 中川 圭 さん |
パネルディスカッションで取り上げるご質問は事前申し込みの際にご記入いただいたものを使用します。個人的な治療に関するご質問にはお応えできませんので、あらかじめご了承ください。(事前質問の締切 10/31)当日のご質問は承っておりませんのでご了承ください。本イベントの後日アーカイブ配信はありません。ご注意ください。
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*1)Omori Y, Osaga S, Shiheido H, et al; Factors affecting adherence to adjuvant endocrine therapy in Japanese patients with breast cancer: an observational study, Gan To Kagaku Ryoho 2022;49(10), 1077-1086
*2)日本乳癌学会「患者さんのための乳癌診療ガイドライン2019年版」 https://jbcs.xsrv.jp/guidline/p2019/guidline/g7/q52/
*3) Cluze C, Rey D, Huiart L, et al; Adjuvant endocrine therapy with tamoxifen in young women with breast cancer: determinants of interruptions vary over time. Ann Oncol 2012;23(4): 882-890
「【オンライン市民公開講座】
ためらっていませんか?医師・看護師へのご相談
〜乳がん治療における患者さんと医療従事者のコミュニケーションを考える」の様子
開催日 | 2022年11月6日(日) |
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開催時間 | 13:00-14:30 |
場所 | オンライン |
参加費 | 無料 ※但し、本イベントの参加はインターネット接続が必要です。接続にかかる通信料は参加者各自の負担となります。通信会社との契約内容によっては、通信のための費用が発生することがあるのでご注意ください。 |
募集人数 | 定員500名 |
共催 | NPO法人キャンサーネットジャパン 日本イーライリリー株式会社 |