急性リンパ性白血病は、血液がんの一種です。小児に多く、成人の場合は人口10万人に1人程度の発症率で、染色体異常の有無や年齢によって治療法が異なります。白血病という病名は不治の病のようなイメージを持たれているかもしれませんが、治療は着実に進歩していてます。 この動画は、専門医が各テーマに分けて詳しく解説をしています。急性リンパ性白血病の患者さんやご家族が正しい情報を知り、十分に理解して治療に臨めるように作成しました。是非ご活用ください。
急性リンパ性白血病は、小児がんの中では最も多い疾患です。成人では白血病全体の約20%で患者数は多くありませんが、染色体異常の有無や病型分類などのリスクファクターによって治療法や予後が変わります。このウェブサイトでは、急性リンパ性白血病がどのような病気で、どのような治療選択があるのか、また、どのようなことに注意が必要なのかを、数多くの診療経験を有する専門医に、それぞれのテーマでお話しいただいています。患者さんやご家族が急性リンパ性白血病を十分に理解したうえで、納得して治療を受けるためのフォローとして、是非ご活用いただければ幸いです。
昭和61年に佐賀医科大学を卒業後、県西部浜松医療センター血液科、東京都立駒込病院輸血科医員を経て名古屋大学第一内科に帰局。安城更生病院血液内科総括部長として5年間ひたすら臨床に没頭した後に平成15年から藤田保健衛生大学血液内科准教授。平成30年1月から金沢医科大学血液免疫内科教授。研究テーマは患者さんの年齢や社会的背景、臨床所見、腫瘍細胞における遺伝子発現、患者さん自身の薬剤代謝の遺伝子的背景等を考慮した治療におけるオーダーメード化。
1995年に名古屋大学医学部を卒業。名鉄病院,名古屋大学医学部附属病院,テキサス大学MDアンダーソンがんセンター,藤田保健衛生大学病院などでの勤務を経て,2018年より愛知県がんセンター中央病院にて血液腫瘍全般の診療を精力的に行なっている。なかでも急性白血病は医師になった時からの一貫した研究テーマであり,これまで急性骨髄性白血病や急性リンパ性白血病の臨床病態の解明や治療法の開発に全力で取り組んできている。
1997年東京大学医学部卒業、東京大学医学部附属病院、東京厚生年金病院での研修を経て、1999年より2003年まで東京大学大学院医学系研究科にて白血病関連遺伝子などの研究。2003年東京大学医学部附属病院医員、2007年同助教、2012年より虎の門病院に勤務。リンパ腫、多発性骨髄腫、白血病などの各種血液疾患の診療に化学療法から造血幹細胞移植まで幅広く携わっている。
1990年東海大学医学部卒業。北海道大学医学部付属病院で内科研修の後、函館協会病院、帯広厚生病院、市立函館病院での勤務を経て、1997年から北海道大学病院第三内科の血液グループで造血幹細胞移植をはじめとする血液疾患の診療および北海道大学医療技術短期大学部での学生指導にも従事。2007年より札幌北楡病院内科部長、2017年4月より同院の血液内科診療部長として現在に至る。趣味はテニス、犬との散歩。
1992年東京大学医学部卒業、同大学小児科入局。茅ヶ崎市立病院で一般小児科の研修を終 えたのち、神奈川県立こども医療センター血液科、埼玉県立小児医療センターで小児血液 腫瘍の臨床に携わる。東京大学小児科を経て2009年埼玉県立小児医療センターに血液腫瘍 科科長として再度赴任した。専門は小児急性リンパ性白血病(ALL)の臨床研究で、日本 小児がん研究グループ(JCCG)ALL委員会委員長を務めている。趣味は読書とワイン。
もっと知ってほしい急性リンパ性白血病のこと
もっと知ってほしい白血病のこと
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造血幹細胞移植を受ける患者、骨髄を提供するドナー、それを見守る家族が、リスクとベネフィットについて深く理解し、納得したうえで治療選択をされるようにとの願いを込めて作成しました。
造血幹細胞移植総合支援プロジェクトStart to Beは、移植治療について患者さん・ご家族・ドナー・一般の方々へ向けてわかりやすく情報を発信しています。
NPO法人キャンサーネットジャパンのサイトで 血液がんに関する新着情報やセミナービデオ、疾患に関係する冊子などを集約し掲載しています。