ブルーリボンキャラバン2013in東京レポート
日程:2013年3月29日(金)
都市:東京
会場:秋葉原UDX シアター
3月は、世界的な大腸がんの啓発月間です。啓発月間は、東京で開催しました。司会は、フリーアナウンサーの柴山延子さん。会は、大腸癌研究会 会長の杉原健一先生の挨拶から始まり、基調講演①「大腸がん/大腸ポリープの診断・検査の実際」:石黒めぐみ先生、基調講演②「大腸がんの外科的治療と補助療法」:板橋道朗先生、基調講演③「大腸がんの薬物療法(抗がん剤・分子標的治療)」:篠崎英司先生から、大腸がんの治療について詳しくお話をお聞きしました。また、プロランニングコーチであり大腸がん経験者の金哲彦さんから「すべての大腸がんサバイバーに捧ぐ:走る(生きる)意味」と題した体験談をお聞きしました。金さんが、大腸がん治療後、初めて走れた時の喜びについて話されると、会場の皆さんも笑顔を浮かべているのが印象的でした。休憩後は、クラシックギターデュオ「いちむじん」さんによるミニコンサートを開催し、演奏に聴き入りました。講演後は、登壇者全員によるQ&Aトークセッションを開催し、会場から集まった様々な質問に答えていただきました。
当日は、74名の方が参加され、8,111円のご寄附を頂き、啓発グッズの売り上げは7,550円でした。
当日のアンケートでは、「(大腸がんの治療が)日々進歩している事が良く分かった」「家族ががんを発症しました。患者本人ではないので患者となった方の本心をいくら察しても分かるはずもありませんが、金さんのお話でいろいろハッと気付いた事があります。これから体験談や闘病記などを読みたいと思いました。いちむじんさんの演奏が素晴らしく、トークもあたたかかったです。」などの感想をいただきました。