「ブルーリボンキャンペーン」アンバサダーサミット2015

「ブルーリボンキャンペーン」アンバサダーサミット2015
全国のアンバサダー30名が東京に集結！
～患者さん中心の医療を実現するために～

拝啓
　桃の花が目に鮮やかな頃となりました。 いかがおすごしでしょうか。平素は、ブルーリボンキャンペーンアンバサダーとして、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

　さて、去る3月13日（金）に東京の御茶ノ水にて、患者さん中心の医療を実現するための活動と更なる個別化治療をテーマに、アンバサダーの先生方にお集まりいただきました。現在、全国47都道府県に91名の先生方にブルーリボンアンバサダーにご就任いただいており、当日は、32名の先生方にお集まりいただきました。（アンバサダー以外のご見学の先生、2名含む）

　サミットの総合司会は、ブルーリボンキャンペーンのトータルアドバイザーの杉原 健一先生にお願いしました。杉原先生には、2011年のブルーリボンキャラバンの立ち上げからご協力をいただいています。

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  杉原 健一先生
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  石黒 めぐみ先生
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  馬場 秀夫先生
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  板橋 道朗先生

　サミットは、石黒 めぐみ先生からブルーリボンキャンペーンの2011年から2014年のBRCの啓発活動の報告と、2015年の活動予定について発表をいただきました。2011年から開始したブルーリボンキャラバン（セミナー）は、2013年までに15回開催し、2014年は、東京、名古屋、大阪の3か所で開催しました。また、2014年の活動は主に、冊子『もっと知ってほしい大腸がんのこと』の発行や、セミナーの開催、アンバサダーの先生方を対象としたWEBカンファレンスとサミットを開催いたしました。2015年は、更に、啓発活動を広げるためサポートメンバー、サポートカンパニーを募っていく予定です。また、今年は残り3か所セミナーを開催予定です。開催希望の先生は是非、事務局までご連絡ください。

　次に、馬場 秀夫先生から、2月8日（日）熊本県の人吉市で開催したセミナーについてご報告いただいました。「会場は、馬場 秀夫先生、境 健爾先生の熊大時代の同級であるJCHO人吉医療センターの木村 正美院長に声をかけ、センター内の講堂を無料で提供いただきました。人口3万人の街ですが、当日は99名もの方が参加されました。」馬場先生からは、市民公開講座でのスライドのポイントを、当日の演者の先生方のスライドを用いてご紹介いただきました。「内容全体に関しては、小・中学生でも理解できるようなスライド作りと説明、“がん”という言葉の持つ暗いイメージを払拭する内容。不治の病ではなく早期診断・治療で長期生存でき、社会復帰できることを伝える。声の調子を明るくする。」などポイントをいただきました。

　板橋 道朗先生からは、ブルーリボンキャラバン（セミナー）を開催するにあたり、「患者さん中心の医療を実現するために、何をどう伝えるか～大腸がんの更なる個別化治療に向けて～」と題し、具体的にどのような講演スライドが望ましいかを、大腸がんの診断・検査、外科的治療、薬物療法などの基調講演となるスライドを用いて発表いただきました。「講演では、表現をできるだけ統一するのがいいと思います。抗がん剤治療を、薬物療法と言ったり、化学療法と言ったり、自分も講演時、患者さんが分かりやすい表現ができているかなと振り返る機会となりました。」

　板橋先生が発表してくださった“セミナーの基調講演スライド”は、参加されたアンバサダーの先生方に大変好評でした。5月以降、キャンサーネットジャパンにて基本スライドとして使用できるスライドセットを配布する予定です。今しばらくお待ちください。

　全国どこにいても、科学的根拠に基づく治療法を知ることができ、自らの意思で納得のいく治療方法を選択できる医療環境を実現するべく、今後ともアンバサダーの先生方にはご協力いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具