ブルーリボンキャラバン2013in広島レポート
日程:2013年12月5日(木)
都市:広島
会場:広島国際会議場 ひまわり
ブルーリボンキャラバンでは初となる広島開催。地元でがん啓発活動にご尽力されているNPO法人広島がんサポートの中川けいさんの司会進行と、地元の大段秀樹先生に開会挨拶をいただき会はスタートしました。大腸癌研究会 会長の杉原健一先生の「増え続ける大腸癌を克服するために」と題した大腸癌の疫学と、基調講演①「大腸がん/大腸ポリープの診断・検査の実際」:石黒めぐみ先生、基調講演②「大腸がんの外科的治療と補助療法」:宮本勝也先生、基調講演③「大腸がんの薬物療法(抗がん剤・分子標的治療)」:篠﨑勝則先生から、大腸がんの治療について詳しくお話をお聞きしました。また、働き盛りの43歳で直腸がんになった園田優さんから体験談をお聞きしました。最後に、広島県のがん対策課から、広島県でのがんの取り組みについてお話をお聞きしました。休憩後は、クラシックギターデュオ「いちむじん」さんによるミニコンサートを開催。講演後には、登壇者全員によるQ&Aトークセッションを開催し、会場から集まった様々な質問に答えていただきました。
当日は、293名の方が参加され、29,242円のご寄附を頂き、啓発グッズの売り上げは29,300円でした。
当日のアンケートでは、「もし再発転移した場合、抗がん剤の薬を詳しく色々教えてもらえたので、少しは安心出来た。(患者さん)」「どこのどの情報を信用したら良いのか全くわからなかったので、主治医にしか相談していなかった。今日少し前向きになれました。」「いちむじんの演奏、ブルーリボンテーマ曲、元気と勇気の出る素晴らしい曲でした。」などの感想をいただきました。