ブルーリボンキャラバン2013in静岡レポート
日程:2013年2月16日(土)
都市:静岡
会場:ホテルアソシア静岡 駿府Ⅱ
2013年の初回のブルーリボンキャラバンは、静岡で開催しました。司会は、フリーアナウンサーの小林美幸さん。小林さんは、以前、テレビ静岡でめざましテレビの中継を担当されたこともあり、静岡にゆかりのあるアナウンサーで、薬剤師として医療現場に従事された経験もあります。会は、大腸癌研究会 会長の杉原健一先生からの挨拶で始まり、基調講演①「大腸がん/大腸ポリープの診断・検査の実際」:石黒めぐみ先生、基調講演②「大腸がんの外科的治療と補助療法」:櫻田睦先生、基調講演③「大腸がんの薬物療法(抗がん剤・分子標的治療)」:山﨑健太郎先生から、大腸がんの治療について詳しくお話をお聞きしました。また、「大腸がんと私」と題した大腸がん体験談を、木村稔美さんからお聞きし、大変勇気づけられました。休憩後は、がん(悪性リンパ腫)体験者の歌手、遠山麻繭さんによるミニコンサートを開催し、歌声に涙される方もいらっしゃいました。講演後は、登壇者全員によるQ&Aトークセッションを開催し、会場から集まった様々な質問に答えていただきました。
当日は、141名の方が参加され、18,881円のご寄附を頂き、啓発グッズの売り上げは33,050円でした。
当日のアンケートでは、「日頃、診察を受けている時は、気持ちの余裕がなく主治医に質問できない事がありました。今回それがQ&Aの時に聞けて、明快な答を頂き感謝します」「トークセッションで種々のクエスチョンが良く理解出来ました」「自分の周囲にオストメイトがいないので、オストメイトの方の話が聞けて良かったです。木村さんの体験談、前向きで頑張っている気持ちが伝わってきました」などの感想をいただきました。