NPO法人キャンサーネットジャパン > FAQs > 【過去のイベント】BEC/CIN認定者お知らせ > 【オンライン】10/25(水)NPO法人女性医療ネットワーク マンマチアー委員会第155回のご案内

BEC3期 増田美加さんよりお知らせです。

10月はピンクリボン強化月間。毎年10月にご登壇いただいているマンマチアーのアドバイザーでもある乳腺外科医、片岡明美先生(がん研有明病院乳腺外科)にお話いただきます。

テーマは、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)~人生会議」。ACPは将来の変化に備えて医療及びケアについて、患者を主体にして、その家族や近しい人、医療・ケアチームが話し合いを行い、患者の意思決定を支援するプロセスのこと。ACPについてみんなで考えてみませんか? また例年通り、乳腺外科医へのなんでも質問タイムも設けます。

【第155回 マンマチアー】
■日時:2023年10月25日(水)18時半~20時
(ZOOMによるオンライン開催 参加費無料 お申込み先着200名様)
■テーマ:「みんなで話そう!ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
~患者、家族と医療者が話し合い、今後の治療やケアをどのように決定していけるのか」
■スピーカー:片岡明美先生(がん研有明病院乳腺外科)
■内容:アドバンス・ケア・プランニング(ACP)は、患者の人生観や価値観、希望に沿った今後の医療やケアを患者・家族・友人と医療従事者が話し合って具体化することを目標に行われます。患者の同意のもとで話し合いの結果が記述され、定期的に見直され、ケアにかかわる人々の間で共有されます。
ACPの話し合いは、患者が望めば「患者本人の気がかりや意思、患者の価値観や目標、病状や予後の理解、治療や療養に関する意思とその提供体制」などについても話し合いの中に含まれます。

このACPは、今、がんの専門病院ではどのように行われているのでしょうか? 患者と医療者が治療やケアに対する認識を共有する重要性についてお話いただきます。
ACPを実施することによって、医療者側には何が起こるのか? 患者側にはどんな変化やメリットがあるのか? 
患者さんとの話し合いを常に大切に、乳がん診療に従事してきた
片岡明美先生ならではのお話が聞けるはずです。

「もしものときの心構えや、いざというときの備え、早めの終活、死ぬ前にやっておきたいこと、元気なうちにチャレンジしておきたいこと、もし不治の病と告知されたら、もし再発がわかったら、もし意識が急になくなってしまったら、もし認知症になってしまったら…いろいろな、もしもがありますが、そのときあなたならどうしますか? どうしたいですか?」と片岡先生。

ぜひ、ACPについて、思うことをなんでも、皆様から事前のご意見やご質問をお寄せください。当日お答えいたします。

また、恒例になっている “乳腺外科医片岡先生への何でも質問タイム”も行います。乳腺外科医に聞きたいことを何でもお寄せください! 時間の許す限りたくさんの質問にお答えいただきます。(時間の関係ですべてにお答えできないこともありますのでご容赦ください。)
今月も皆様のご参加をお待ちしております。一緒に考えてみたいと思います。

【片岡明美(かたおかあけみ)先生ご略歴】
がん研有明病院乳腺外科医長。詳しいご略歴はPeatixでご確認ください。

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■ZOOM参加お申し込み方法(参加費無料)

以下URLからお申込み下さい。開催前日までにZOOMのURLをお送りいたします。
<お申込みURL> https://mammacheer155.peatix.com/

【今後の開催予定】2023年 
第156回 11月30日(木)18時半~20時
テーマ:「仮・卵巣がん ~患者さんファーストの治療方針とは?」
講 師:本橋 卓先生(東京女子医科大学産婦人科)