☆「ナース専科」タイアップセミナーに寄せるCNJの3つの想い☆
① 自分らしく、がんと向き合える社会へ
CNJは、「がん患者さんが正しい情報を得たうえで、自分らしくがんと向き合える社会」の実現を目指しています。
② 一番身近にいる存在だからこそ、伝えたい
ナースは、患者さんを「人」としてトータルに看ることができる職種です。患者さんに一番近い立場で、患者さんのためになる情報を提供できる存在として、ナースの皆さんに知っておいてほしい情報があります。
③ スキルアップだけでなく、“心に響く”セミナーを
日々、がん患者さんと向き合い、「ナースとして何ができるのか」と自問自答されている皆さんに、解決のきっかけを提供します。スキルアップだけでなく、サバイバーの方の思いに触れることで、“心に響く”セミナーになることを約束します。
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従来型の抗がん剤や分子標的薬治療においては、副作用である体重減少・皮膚障害へ適切に対策することで、患者さんのQOLや治療の継続率を高め、予後を大きく改善します。
特に分子標的薬は、外科切除ができないがんに対して標準的に使用されるようになり、看護師にとっても必須の知識となっています。
そこで本セミナーでは、大腸癌や頭頸部癌で用いられる分子標的薬の副作用である皮膚障害や体重減少への支持療法として、皮膚ケアと栄養療法の意義と実際について第一線の先生方の講義により学びます!
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■13:05~13:45 【講義1】
栄養素のチカラ ―消化器外科医の視点から―
講師:比企 直樹 先生(がん研究有明病院 胃外科担当部長)
・がん研有明病院で実践されている消化器癌患者への栄養管理
・体重減少と炎症の関係
・術後の傷に対する栄養療法
■13:55~14:35 【講義2】
栄養素のチカラ ―頭頸部外科医の視点から―
講師:今井 隆之 先生(宮城県立がんセンター頭頸部外科)
・頭頸部癌へ行なうシスプラチン併用の化学放射線療法の副作用(放射線性皮膚炎)への栄養管理
・がん治療において看護師に望むこと
■14:45~15:40 【講義3】
がん患者さんの皮膚症状のケア ―その手順と方法―
講師:石井 しのぶ 先生(国立がん研究センター東病院 看護部)
・従来型抗がん剤や分子標的薬の副作用や放射線化学療法で現れる皮膚障害への皮膚ケア
※マネキンを使用しての実演講義となります。
■15:50~16:05 【講義4】
「右上葉肺腺がん」を患いつつも、抗がん剤治療を続けながらピッチに立つ久光重貴さんの体験とメッセージ
講師:久光重貴さん(湘南ベルマーレ フットサルクラブ)
・がん化学療法における副作用(体重減少や口内炎など)
■16:05~16:30 【トークセッション】 ~皆さんの疑問にお答えします~
司会:川上祥子(キャンサーネットジャパン)